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立春から立秋までの日数と、立秋から立春までの日数が違う理由

SEAARTの海子の隠れ家 雑学
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今日は立春ということで立春にちなんだ雑学です。二十四節気の「立春」と「立秋」は、それぞれ 春の始まり秋の始まり を示しますが、この間の日数は 約187日、一方で「立秋」から次の「立春」までは 約178日 となり、違いがあります。知っていました?

① 二十四節気の仕組み

二十四節気は、地球が太陽の周りを回る軌道(黄道)を 24等分 し、約15日ごとに1つの節気を定めたものです。そのため、立春から立秋、立秋から立春の期間も、理論的には ほぼ半分ずつ になるはずです。

しかし、実際には日数が異なります。

② 地球の公転速度の違い(楕円軌道の影響)

地球は太陽の周りを 完全な円ではなく楕円軌道 で回っており、公転速度は一定ではありません。これは「ケプラーの法則」によるものです。

  • 春分~秋分(春・夏の期間)
    公転速度が遅い(太陽から遠い=遠日点に近い)
    季節が長くなる
  • 秋分~春分(秋・冬の期間)
    公転速度が速い(太陽に近い=近日点に近い)
    季節が短くなる

そのため、春~夏(立春から立秋)が 187日と長く、秋~冬(立秋から立春)が 178日と短く なるのです。

③ 太陽黄経による定義の影響

立春は太陽黄経 315度、立秋は 135度 に達したときと定義されていますが、この角度に到達するのにかかる時間も、上記の公転速度の違いにより影響を受けます。


結論:春・夏の方が長く、秋・冬が短いのは公転の仕組みによる

地球の公転速度が一定でない(ケプラーの法則) ため、
春・夏の期間が長く、秋・冬の期間が短くなる という違いが生じます。

このため、立春~立秋は 約187日、立秋~立春は 約178日 となります。

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